2月末にお別れをし、その後盲導犬協会で1ヶ月目の稟性審査をパスし、訓練にいそしんでいたであろうルナですが、、、
先日、協会の訓練士、Tさんから、一回目のトレーニングテストで、残念ながら盲導犬としての訓練を継続しない旨の連絡がありました。
わが家でパピーとして育成していたときから素直なよい子だったのですが、反面テンションが上がり、興奮状態になると、とどうにもこうにも抑えが利かないときがありました。多くの候補生の中から、多少のことでは動じず、冷静沈着に周りを判断するといった適性に合った犬が盲導犬として活躍できるのです。候補生から盲導犬になれるのは3分の1程度です。
協会に行って解ったことですが、人間と一緒で、同じ兄弟犬でも、兄弟とは思えぬほど、性格もそれぞれなんですね。訓練で適性に合う合わないも、その犬のいいところを伸ばしながら見極めていく作業になっていきます。
訓練士のTさんは、せっかく育てて頂いたのに申し訳ないと、すまなさそうにお話しされてましたがめっそうもないです。盲導犬育成のパピーとしてお役に立てなかったことは残念だったけど、ルナはルナらしく、幸せに生きてほしいです、、、
そして、来週は久しぶりにルナに逢いに行きます。ルナには、よく頑張ったね!とまずは声をかけたいですが、はたして覚えてくれてるだろうか、、、?