昨日、11時からのZEROを見ていたら、動物管理センターにて収容される犬猫の特集をしていた。
持ち込まれたり、捕獲されたりした年間23万匹もの犬猫が、殺処分にされているとのことだった。動物管理センター側としては、次の飼い主が現れるよう告知はホームページ上などで行っているのだけれど、次の飼い主の下へ行くのはわずか10%程度だとのことだ。
殺処分される動物の中には、病気だったり、老衰だったりするのもいるんだが、飼い主の都合で持ち込まれた動物も少なくないようだ。
その特集のシーンで、ある夫婦が紙袋に飼っていた犬を入れて動物管理センターに持ち込んでいた。管理センターの獣医師さんが、飼い続けられないか説得していて、だんなさんが奥さんに相談するも、奥さんから引き取ってもらうよう言われ、その犬は引き取られていった。
紙袋に犬を入れてくることにも腹が立ったけど、説得にも応じず、あとは知らんってな具合に預けていったその薄情な態度が残念で悲しかった。
管理センターに入っている犬の目を映像で見て、いたたまれなくて思わず涙が出てきた。
幼少のころから動物を愛する教育をもっとやらんといかんし、不幸な終わり方をする動物をすこしでも減らすよう、告知のシステムをもっと充実させたり、改善はいろいろあると思うのだ。
どげんかせんといかん、です。